ブログ

  • HOME > 
  • ブログ > 
  • すきっ歯はかわいい?【費用・期間別】マウ…
2026.02.02

すきっ歯はかわいい?【費用・期間別】マウスピースからセラミックまで最適な治療法を解説

すきっ歯はかわいい?【費用・期間別】マウスピースからセラミックまで最適な治療法を解説

すきっ歯の女性

こんにちは。医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科の理事長の尾立卓弥です。札幌で矯正歯科を検討中の方は、ぜひ医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科でご相談ください。「すきっ歯はかわいい」と言われることもありますが、コンプレックスに感じて治療を考えている方も多いのではないでしょうか。実は、すきっ歯は見た目の問題だけでなく、放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まるなど、お口の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。この記事では、すきっ歯の世間的なイメージから放置するデメリット、そして具体的な治療法まで網羅的に解説します。マウスピース矯正(インビザラインなど)やワイヤー矯正、セラミック治療といった代表的な治療法を「費用」「期間」「メリット・デメリット」で徹底比較し、「安く治したい」「短期間で終わりたい」といったあなたの希望に最適な治療法がわかります。後悔しないクリニック選びのポイントも紹介するので、この記事を読めば、すきっ歯の悩みに関する全ての疑問が解決するはずです。

目次

1. まずは知りたい「すきっ歯はかわいい?」世間のイメージ

歯と歯の間に隙間がある「すきっ歯」。専門的には空隙歯列(くうげきしれつ)や正中離開(せいちゅうりかい)と呼ばれます。 このすきっ歯に対して、世間の人々はどのようなイメージを持っているのでしょうか。「チャームポイントでかわいい」という肯定的な意見がある一方で、「見た目が気になる」とコンプレックスに感じ、治療を考える人も少なくありません。 この章では、すきっ歯に対する様々なイメージについて詳しく掘り下げていきます。

1.1 チャームポイント?すきっ歯がかわいいと言われる理由

すきっ歯は、個性的で親しみやすい印象を与えるため、チャームポイントとして捉えられることがあります。 特に欧米ではポジティブなイメージが強く、フランスでは「幸運の歯(les dents du bonheur)」と呼ばれ、幸運を呼び込むとされています。 日本でも、すきっ歯が特徴的な芸能人やモデルが活躍しており、その笑顔が「キュート」「個性的で魅力的」と評価されることも少なくありません。

具体的に、すきっ歯が「かわいい」と言われるのには、以下のような理由が挙げられます。

  • 笑顔があどけなく、親しみやすい印象を与える: 歯の隙間が、完璧すぎない「抜け感」を生み出し、表情を柔らかく見せる効果があります。 これにより、親近感が湧きやすく、コミュニケーションのきっかけになることもあります。
  • ミステリアスで個性的な魅力を演出する: 整いすぎた歯並びよりも、少し特徴のあるすきっ歯の方が印象に残りやすいという意見もあります。 海外のモデルや女優には、すきっ歯をあえて治療せず、自身のアイデンティティとして活かしている人も多くいます。
  • 若々しく見えやすい: すきっ歯は、乳歯から永久歯に生え変わる時期の子供によく見られる特徴でもあります。 そのため、どこか子供のような無邪気さや若々しい印象を与えることがあります。

日本国内でも、マツコ・デラックスさんやPerfumeののっちさんなど、すきっ歯がご自身のキャラクターの一部として広く認知されている有名人もいます。 このように、すきっ歯はその人の持つ雰囲気に合っていれば、唯一無二の魅力的なチャームポイントになり得るのです。

1.2 一方でコンプレックスに感じる人も多い現実

すきっ歯をチャームポイントと捉える人がいる一方で、多くの方がコンプレックスに感じているのも事実です。ある調査では、口元のコンプレックスとして「歯並びの悪さ」を挙げた人が61.4%にものぼり、すきっ歯もその一つに含まれると考えられます。 日本では欧米と異なり、「整った歯並び」を美しいとする文化が根強く、すきっ歯に対してネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。

すきっ歯をコンプレックスに感じる主な理由には、以下のようなものが挙げられます。

悩み 具体的な内容
見た目の問題 歯の隙間が目立つことで、自信を持って笑えなかったり、口元を手で隠す癖がついてしまったりする。「だらしなく見える」「清潔感がないと思われないか」といった不安を感じる人もいます。
発音への影響 特にサ行やタ行の発音時に、歯の隙間から空気が漏れてしまい、滑舌が悪くなることがあります。 これにより、人との会話に消極的になってしまうケースも見られます。
食事のしにくさ 歯の間に食べ物が挟まりやすく、食事のたびに不快な思いをすることがあります。特に繊維質な野菜などが詰まりやすいと感じる方が多いようです。

このように、見た目のコンプレックスだけでなく、発音や食事といった機能的な問題から、すきっ歯の治療を検討する人が多くいます。かわいいというイメージがある一方で、日常生活における具体的な悩みに繋がりやすいのが、すきっ歯のもう一つの側面と言えるでしょう。

2. そのままは危険?すきっ歯を放置する4つのデメリット

「チャームポイント」としてポジティブに捉えられることもあるすきっ歯ですが、実は見た目の問題だけでなく、お口や身体の健康に悪影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか。歯科の専門用語では「空隙歯列(くうげきしれつ)」や「正中離開(せいちゅうりかい)」とも呼ばれるこの状態は、単なる個性として片付けてしまうには危険なサインかもしれません。 ここでは、すきっ歯を放置することで生じうる4つの具体的なデメリットについて、詳しく解説していきます。

2.1 虫歯や歯周病のリスクが高まる

すきっ歯の最も大きなデメリットの一つが、虫歯や歯周病にかかりやすくなることです。 歯と歯の間に隙間があると、食べ物の繊維などが詰まりやすくなります。 挟まった食べカスは歯ブラシだけでは取り除くのが難しく、磨き残しの原因となります。

この磨き残しが細菌の温床であるプラーク(歯垢)となり、長時間お口の中に留まることで虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまうのです。 その結果、歯のエナメル質が溶かされて虫歯になったり、歯ぐきに炎症が起きて歯周病が進行したりするリスクが大幅に高まります。 特に、歯周病が進行すると歯を支える骨が溶け、さらに歯が動いて隙間が広がるという悪循環に陥ることもあります。

2.2 発音や滑舌に影響が出ることも

歯と歯の隙間から空気が漏れることで、特定の音が発音しにくくなり、滑舌に影響が出ることがあります。 特に、舌を前歯の裏側に近づけて発音する「サ行」「タ行」「ラ行」などが不明瞭になりやすいと言われています。 また、英語の「s」や「th」のような、歯と舌の位置関係が重要な発音も難しくなる傾向があります。

自分でははっきりと話しているつもりでも、相手から聞き返されることが多かったり、コミュニケーションに自信が持てなくなったりと、日常生活や社会生活において思わぬストレスの原因となる可能性があります。

2.3 食べ物が挟まりやすくなる

すきっ歯の方は、食事のたびに歯の隙間に食べ物が挟まりやすいという日常的な不快感に悩まされることが少なくありません。 特に、ほうれん草などの葉物野菜や、お肉の繊維などが挟まりやすく、食後に爪楊枝やデンタルフロスが手放せないという方も多いでしょう。

挟まった食べカスは不快なだけでなく、口臭の直接的な原因にもなります。 食べカスが口の中で腐敗することで、強い臭いを放つのです。また、常に食べ物が挟まることで、歯ぐきが圧迫されて炎症を起こしやすくなるという問題もあります。

2.4 噛み合わせが悪化する可能性がある

すきっ歯は、単に歯に隙間が空いているだけでなく、歯並び全体のバランスが崩れているサインである場合があります。 噛み合わせが悪い状態を放置すると、特定の歯にだけ過度な力がかかってしまい、その歯がすり減ったり、欠けたり、ひびが入ったりする原因になります。

さらに、噛み合わせの乱れは口腔内だけの問題に留まりません。顎の関節に負担がかかることで顎関節症を引き起こしたり、頭痛や肩こり、さらには全身の歪みにつながったりすることもあるのです。

表:噛み合わせの悪化が引き起こす可能性のある主な症状
分類 具体的な症状の例
口腔内の問題 特定の歯の摩耗・破損、歯がしみる(知覚過敏)、歯周病の悪化、顎関節症(口が開けにくい、顎が痛い、カクカク鳴る)
全身への影響 頭痛、肩こり、首のこり、めまい、耳鳴り、消化不良(胃腸への負担)、身体の歪み

このように、すきっ歯は見た目の印象だけでなく、口腔衛生、発音、さらには全身の健康に至るまで、様々なデメリットを引き起こす可能性があるのです。 もし少しでも気になる点があれば、一度専門の歯科医師に相談してみることをお勧めします。

3. すきっ歯になるのはなぜ?主な原因を解説

「すきっ歯」と一言でいっても、その原因は一つではありません。生まれつきの骨格や歯の大きさによる「先天的な原因」と、成長過程や大人になってからの癖や習慣が影響する「後天的な原因」に大きく分けられます。ご自身のすきっ歯がなぜ起きたのかを知ることは、最適な治療法を見つけるための第一歩です。

3.1 先天的な歯の大きさや顎の骨格が原因の場合

生まれ持った体の特徴が原因で、歯と歯の間に隙間ができてしまうケースです。遺伝的な要因も関係していると言われています。

3.1.1 歯と顎の大きさのアンバランス

すきっ歯の最も一般的な原因の一つが、顎の大きさに対して歯が小さい、あるいは歯の大きさは標準でも顎が大きいというアンバランスです。 歯が並ぶためのスペースが余ってしまうため、結果的に歯と歯の間に隙間が生じてしまいます。これは遺伝的な影響を受けやすい部分です。

3.1.2 歯の大きさが小さい・形が特殊(矮小歯)

一部の歯だけが極端に小さい「矮小歯(わいしょうし)」も、すきっ歯の原因となります。 特に、上の前から2番目の歯(側切歯)に多く見られ、円錐状や栓状といった特殊な形をしていることがあります。 周りの歯は標準的な大きさでも、矮小歯があることでその両隣に隙間ができてしまいます。

3.1.3 歯の本数が少ない(先天性欠如)

生まれつき永久歯の本数が足りない「先天性欠如」の場合、本来生えてくるはずの歯がないため、そのスペースがそのまま隙間となってしまいます。 日本人では約10人に1人の割合で見られると言われており、珍しいことではありません。

3.1.4 上唇小帯(じょうしんしょうたい)の付着異常

上唇小帯とは、上唇の裏側から前歯の中央に向かって伸びている筋のことです。 この筋が通常よりも太かったり、歯と歯の間の根元近くまで伸びていたりすると、前歯同士がくっつくのを邪魔してしまい、すきっ歯(正中離開)の原因となります。 これは特に上の前歯の真ん中に隙間ができるケースで多く見られます。

3.1.5 過剰歯の存在

通常よりも歯が多く生えてくる「過剰歯」が、歯と歯の間に埋まっている(埋伏歯)ことで、隣り合う歯を押し広げてしまい、すきっ歯を引き起こすことがあります。 レントゲン撮影で初めて見つかることも多い原因です。

3.2 指しゃぶりなど後天的な癖が原因の場合

子どもの頃の癖や、大人になってからの生活習慣、お口のトラブルなどが原因ですきっ歯になる、または悪化することがあります。

3.2.1 舌で前歯を押す癖(舌突出癖)

無意識のうちに舌の先で前歯の裏側を押す癖(舌突出癖)があると、その持続的な力によって歯が少しずつ前に押し出され、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。 食べ物や飲み物を飲み込む時にこの癖が出やすいと言われています。

3.2.2 幼少期の指しゃぶりや唇を噛む癖

長期間にわたる指しゃぶりは、指が歯を押し広げる力となり、出っ歯やすきっ歯の原因となります。 同様に、下唇を噛む癖は上の前歯を前方に押し出し、上唇を噛む癖は下の前歯を押し出す力となり、歯並びの乱れにつながります。

3.2.3 口呼吸や頬杖などの習慣

鼻炎などで口呼吸が習慣化すると、お口周りの筋肉のバランスが崩れ、歯並びに影響を与えることがあります。 また、いつも同じ側で頬杖をつく癖は、顎に持続的な圧力をかけ、歯並びや噛み合わせを歪ませる原因となり得ます。

3.2.4 歯周病による歯の移動

大人になってからすきっ歯が気になり始めた場合、歯周病が原因かもしれません。歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、歯がグラグラと動揺し始めます。 その結果、歯が移動してしまい、これまでなかった隙間が生まれることがあります。

4. 【費用・期間で比較】すきっ-歯の治療法を徹底解説

すきっ歯の治療法は一つではありません。歯を動かして隙間を閉じる「矯正治療」と、歯に材料を付け足したり被せたりして隙間を埋める「審美修復治療」に大きく分けられます。それぞれにメリット・デメリットがあり、費用や治療にかかる期間も異なります。ここでは代表的な4つの治療法を詳しく比較・解説しますので、ご自身の希望に合った治療法を見つける参考にしてください。

4.1 マウスピース矯正(インビザラインなど)

透明なマウスピース型の装置を定期的に交換しながら、少しずつ歯を動かして歯並びを整える治療法です。 特に、目立たずに治療を進めたいというニーズに応える人気の高い方法で、インビザラインなどが世界的に知られています。 治療計画がデジタルで可視化されるため、ゴールをイメージしやすいのも特徴です。

4.1.1 費用の目安と治療期間

費用や期間は、すきっ歯の状態や治療範囲(部分矯正か全体矯正か)によって大きく変動します。 一般的には、ワイヤー矯正と比較して同等か、症例によっては費用を抑えられる場合もあります。

項目 目安
費用の目安 部分矯正:約20万円~45万円
全体矯正:約60万円~100万円
治療期間の目安 部分矯正:約2ヶ月~1年半
全体矯正:約1年~3年

4.1.2 メリットとデメリット

マウスピース矯正は多くの利点がありますが、適用できないケースや自己管理の必要性といった側面も理解しておくことが重要です。

分類 内容
メリット
  • 装置が透明で目立ちにくいため、周囲に気づかれずに治療を進められる。
  • 自分で取り外しが可能で、食事や歯磨きを普段通り行えるため衛生的。
  • 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。
  • ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない傾向にある。
デメリット
  • 1日20時間以上の装着が必要で、自己管理ができないと治療計画通りに進まない
  • 抜歯が必要なケースや、骨格に大きな問題がある重度の症例には対応できないことがある。
  • 装着し忘れると治療期間が延びる可能性がある。

4.2 ワイヤー矯正(表側・裏側)

歯の表面(表側)または裏側(舌側)に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーを通して力を加え、歯を動かす最も歴史のある矯正治療法です。 あらゆる歯並びに対応できる適応範囲の広さが特徴です。

4.2.1 費用の目安と治療期間

裏側矯正は、表側矯正に比べて装置の製作が複雑で、医師の技術も要するため費用が高額になる傾向があります。

種類 費用の目安 治療期間の目安
表側矯正 全体矯正:約70万円~100万円 約1年~3年
裏側矯正 全体矯正:約90万円~140万円

4.2.2 メリットとデメリット

確実性の高い治療法ですが、見た目や清掃のしにくさなどがデメリットとして挙げられます。

分類 内容
メリット
  • 幅広い症例に対応可能で、重度のすきっ歯や複雑な噛み合わせの問題も改善できる。
  • 装置が固定式のため、自己管理の必要がなく確実に治療が進む。
  • 裏側矯正であれば、装置が外から見えず目立たない。
デメリット
  • 表側矯正は装置が目立ちやすい。
  • 装置が複雑なため、歯磨きがしにくく虫歯のリスクが高まる。
  • 裏側矯正は舌に装置が当たりやすく、慣れるまで発音に影響が出ることがある。
  • マウスピース矯正に比べて痛みや違和感が出やすいことがある。

4.3 セラミック治療(ラミネートベニア)

歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄い板(シェル)を付け爪のように貼り付けて、歯の色や形、隙間を改善する審美修復治療です。 歯を動かすのではなく、見た目を整えることを目的としています。

4.3.1 費用の目安と治療期間

ラミネートベニアは保険適用外の自由診療となり、治療する歯の本数によって総額が変わります。

項目 目安
費用の目安 1本あたり 約10万円~15万円
治療期間の目安 約2週間~1ヶ月

4.3.2 メリットとデメリット

短期間で見た目を劇的に改善できますが、健康な歯を削るという大きなデメリットがあります。

分類 内容
メリット
  • 治療期間が非常に短いため、結婚式など大切なイベントを控えている方にも適している。
  • 歯の色を白くしたり、歯の形を整えたりと、審美的な改善を同時に行える。
  • セラミックは変色しにくく、長期間美しい白さを保つことができる。
デメリット
  • 健康な歯の表面を削る必要があり、一度削ると元には戻せない
  • 噛み合わせや歯並びの根本的な改善はできない。
  • 強い衝撃で割れたり欠けたりするリスクがある。
  • 矯正治療に比べて費用が高額になる場合がある。

4.4 ダイレクトボンディング

コンポジットレジンという歯科用のプラスチック樹脂を歯に直接盛り付け、光を当てて固めることで隙間を埋める治療法です。 歯を削る量を最小限に抑えられ、多くの場合1回の通院で治療が完了します。

4.4.1 費用の目安と治療期間

他の審美治療と比較して、費用を大幅に抑えられるのが大きな魅力です。

項目 目安
費用の目安 1本あたり 約2万円~5万円
治療期間の目安 最短1日(1回の通院)

4.4.2 メリットとデメリット

手軽さが魅力ですが、耐久性や適用範囲には限界があります。

分類 内容
メリット
  • 歯をほとんど削らずに治療できるため、歯への負担が少ない。
  • 治療が1日で完了することが多く、期間が非常に短い。
  • 他の治療法に比べて費用が安価。
  • 万が一欠けても、比較的簡単に修復が可能。
デメリット
  • プラスチック素材のため、長年の使用で変色したり、すり減ったりすることがある
  • セラミックに比べて強度や耐久性は劣る。
  • 適用できる隙間の大きさには限界があり、大きなすきっ歯には対応できない場合がある。
  • 仕上がりが歯科医師の技術力に大きく左右される。

5. あなたに合うのはどれ?目的別おすすめのすきっ-歯治療法

すきっ歯の治療法には、矯正治療から審美歯科治療まで様々な選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、費用や期間も大きく異なります。ここでは「費用」「期間」「見た目」「治療効果」という4つの目的別に、あなたに最適な治療法を見つけるためのガイドをご紹介します。ご自身のライフスタイルや価値観に合った方法を選ぶ参考にしてください。

5.1 費用を安く抑えたい人向けの治療法

治療にかかる費用をできるだけ抑えたい方には、1本単位で治療でき、比較的安価なダイレクトボンディングが第一の選択肢となります。 ただし、すき間の大きさや歯の状態によっては適用できない場合もあります。 複数の歯や、ある程度の範囲を治したい場合は、前歯だけなど範囲を限定して行う部分矯正も、全体の矯正治療に比べて費用を抑えることが可能です。

費用重視の方におすすめの治療法比較
治療法 費用の目安 メリット デメリット・注意点
ダイレクトボンディング 1本あたり約2万円~5万円 治療が1回で終わることが多く、最も安価な傾向がある。 歯を削る必要がほとんどない。 経年劣化で変色や欠けが起こる可能性がある。 強度が比較的弱く、大きなすき間には適さない。
部分矯正(マウスピース・ワイヤー) 約15万円~50万円 全体矯正より費用を抑えられる。 自分の歯を動かすため、自然な仕上がりになる。 適応できる症例が限られる。噛み合わせの問題は改善できない場合がある。治療後に保定装置(リテーナー)が必要。

5.2 短期間で治療を終わらせたい人向けの治療法

結婚式や就職活動など、大切なイベントに向けてとにかく早く見た目を改善したい方には、審美歯科治療がおすすめです。ダイレクトボンディングは最短1日、セラミック治療(ラミネートベニア)も数週間~2ヶ月程度で完了します。 これらは歯を動かす矯正治療とは異なり、歯の表面に材料を貼り付けたり、被せ物をしたりしてすき間を埋めるため、スピーディーな改善が可能です。

期間重視の方におすすめの治療法比較
治療法 治療期間の目安 メリット デメリット・注意点
ダイレクトボンディング 最短1日 通院回数が少なく、すぐに見た目を改善できる。歯をほとんど削らない。 数年で変色や摩耗が起こる可能性がある。適用できる症例が限られる。
セラミック治療(ラミネートベニア) 約2週間~2ヶ月 歯の色や形も同時に美しく整えられる。変色しにくく、美しさが長持ちする。 健康な歯の表面を薄く削る必要がある。 費用が高額になる傾向がある。強い衝撃で割れることがある。

5.3 目立たずに治療したい人向けの治療法

治療中の見た目が気になる、周りの人に気づかれずにすきっ歯を治したいという方には、透明で取り外し可能なマウスピース矯正(インビザラインなど)や、歯の裏側に装置をつける裏側矯正が最適です。また、歯を動かさずに見た目を整えるセラミック治療やダイレクトボンディングも、装置をつける必要がないため、治療中であることが他人に知られることはありません。

審美性重視の方におすすめの治療法比較
治療法 目立ちにくさ メリット デメリット・注意点
マウスピース矯正 ★★★★★(非常に目立ちにくい) 装置が透明なため、装着していてもほとんど気づかれない。 食事や歯磨きの際に取り外せる。 1日20時間以上の装着が必要など、自己管理が求められる。 重度の症例には適さない場合がある。
裏側矯正(ワイヤー) ★★★★★(外からは見えない) 歯の裏側に装置をつけるため、正面からは全く見えない。幅広い症例に対応可能。 表側矯正に比べて費用が高額になる傾向がある。慣れるまで発音しにくさや舌の違和感を感じることがある。
セラミック治療 ★★★★★(装置不要) 治療装置をつけないため、審美性が高い。歯の色や形も同時に改善できる。 歯を削る必要がある。根本的な歯並びの改善ではない。
ダイレクトボンディング ★★★★★(装置不要) 治療装置が不要で、1日で完了することが多い。歯を削る量が最小限で済む。 経年的に変色する可能性がある。根本的な歯並びの改善ではない。

5.4 根本から歯並びを治したい人向けの治療法

見た目の改善だけでなく、噛み合わせなどの機能面も含めて、すきっ歯の原因からしっかりと治したい方には、歯列矯正が唯一の選択肢です。 歯列矯正は、自分の歯を歯根から動かしてすき間を閉じるため、最も自然で健康的な治療法と言えます。 治療後は後戻りを防ぐための保定期間が必要ですが、長期的に安定した歯並びを維持することができます。

根本治療を重視する方におすすめの治療法比較
治療法 根本改善度 メリット デメリット・注意点
ワイヤー矯正(表側・裏側) ★★★★★ 歯を歯根から動かし、歯並びと噛み合わせを根本的に改善できる。 適応できる症例が非常に幅広い。 治療期間が年単位でかかる。治療費が高額になることがある。治療後の保定(リテーナーの使用)が必須。
マウスピース矯正 ★★★★☆ 自分の歯を動かしてすき間を閉じるため、根本的な改善が期待できる。 装置が目立たず、取り外しも可能。 ワイヤー矯正に比べて適応症例が限られる場合がある。自己管理が治療結果を左右する。治療後の保定が必須。

6. すきっ-歯治療で後悔しないためのクリニック選びのポイント

すきっ歯の治療は、決して安くはない費用と長い期間がかかる大切な自己投資です。だからこそ、「どのクリニックで治療を受けるか」という最初の選択が、治療結果の満足度を大きく左右します。安易に価格や通いやすさだけで決めてしまうと、「思ったような歯並びにならなかった」「追加費用が次々とかさんでしまった」といった後悔につながりかねません。ここでは、あなたが心から満足できる治療を受けるために、クリニック選びで絶対に押さえておきたい重要なポイントを4つに絞って詳しく解説します。

6.1 矯正歯科の専門知識がある歯科医師か確認する

すきっ歯の治療、特に歯を動かす矯正治療は、非常に専門性の高い分野です。実は、歯科医師免許があれば誰でも矯正治療を行うこと自体は可能ですが、美しい歯並びと正しい噛み合わせを実現するためには、専門的な知識と豊富な臨床経験が不可欠です。 そのため、担当する歯科医師が矯正治療のスペシャリストであるかどうかを必ず確認しましょう。

信頼できる専門家を見極めるための客観的な指標として、学会の認定資格があります。特に「公益社団法人 日本矯正歯科学会」は日本を代表する学術団体であり、この学会が認める資格は信頼性の高い基準となります。

資格の種類 概要
認定医 学会が認めた大学病院などの研修機関で5年以上の専門研修を受け、審査に合格した歯科医師に与えられる資格です。 矯正治療に関する基本的な知識と技術を持っていることの証明となり、一つの大きな目安になります。 詳しくは日本矯正歯科学会のウェブサイトで資格を持つ医師を検索できます。
臨床指導医(旧専門医)・指導医 認定医よりもさらに厳しい基準をクリアし、豊富な経験と高度な技量を持つと認められた歯科医師です。 指導医は、認定医を育てる立場にもあり、矯正治療におけるエキスパートと言えます。

クリニックのウェブサイトで担当医の経歴や資格を確認するだけでなく、これまでの治療実績(症例写真など)が豊富に公開されているかもチェックしましょう。 さまざまな症例に対応してきた経験は、あなたに最適な治療計画を立てる上で大きな強みとなります。

6.2 治療前のカウンセリングが丁寧か

治療を始める前のカウンセリングは、医師との信頼関係を築くための最も重要なステップです。 あなたの悩みや理想の歯並び、治療に対する不安などを親身になって聞いてくれるか、そして専門的な内容を分かりやすく説明してくれるかを見極めましょう。 流れ作業のような短時間のカウンセリングで、すぐに契約を促すようなクリニックは注意が必要です。

6.2.1 カウンセリングでのチェックポイント

  • あなたの悩みや希望(「見た目を最優先したい」「費用を抑えたい」など)をじっくり聞いてくれるか。
  • 精密検査の結果をもとに、現在の歯並びの問題点を具体的に説明してくれるか。
  • マウスピース矯正やワイヤー矯正など、複数の治療法の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリット、リスクについて公平な視点で説明してくれるか。
  • おおよその治療期間や費用の見通しについて、明確な説明があるか。
  • 質問しやすい雰囲気があり、どんな些細な疑問にも誠実に答えてくれるか。

治療は数ヶ月から数年にわたる長い付き合いになります。 この人になら任せられる、と心から思える医師を見つけることが、後悔しない治療への第一歩です。もし少しでも不安が残る場合は、複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討すること(セカンドオピニオン)も非常に有効です。

6.3 治療費用の総額が明確に提示されるか

すきっ歯の矯正治療は、基本的に保険が適用されない自由診療のため、費用が高額になりがちです。 そのため、治療開始から終了までにかかる費用の総額が、契約前に明確に提示されるかは必ず確認してください。

料金体系はクリニックによって異なり、主に2つの方式があります。

料金体系 特徴 メリット・デメリット
トータルフィー制度(総額提示制) 最初に提示された金額に、治療終了までの調整料や保定装置(リテーナー)代などがすべて含まれている方式です。 メリット: 治療期間が予定より延びても追加費用が発生しないため、費用の見通しが立てやすい。
デメリット: 最初に支払う金額が比較的高くなる場合がある。
処置別支払い制度 最初に基本料金を支払い、通院ごとに調整料などを別途支払う方式です。 メリット: 治療初期の負担を抑えられる場合がある。
デメリット: 治療が長引いたり、調整回数が増えたりすると、総額が想定より高くなる可能性がある。

どちらの方式が良いというわけではありませんが、見積書にどの費用が含まれていて、何が別途必要なのかを詳細に確認することが重要です。特に、以下の項目が見積もりに含まれているかを確認しましょう。

  • カウンセリング料、精密検査・診断料
  • 矯正装置の費用
  • 毎回の調整料・処置料
  • 治療後の保定装置(リテーナー)の費用
  • 保定期間中の観察料

支払い方法についても、現金一括だけでなく、デンタルローンやクレジットカード、院内分割など、柔軟な選択肢が用意されているかも確認しておくと安心です。

6.4 医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科では矯正相談を行っています

これまでにご紹介した「後悔しないためのクリニック選びのポイント」を踏まえ、すきっ歯の治療をご検討中の方は、ぜひ一度当院の矯正相談にお越しください。当院では、日本矯正歯科学会認定医である院長が、患者様一人ひとりのお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。

無料のカウンセリングでは、精密検査の結果を待つことなく、お口の中を拝見しながら、考えられる治療法の選択肢、それぞれのメリット・デメリット、おおよその費用や期間について分かりやすくご説明いたします。「まずは話だけ聞いてみたい」「自分に合った治療法を知りたい」という方も大歓迎です。無理に治療をおすすめすることは一切ございませんので、どうぞリラックスしてお悩みをお聞かせください。ウェブサイトまたはお電話から、お気軽にご予約いただけます。

7. まとめ

本記事では、「すきっ歯はかわいい?」という疑問から、すきっ歯を放置するデメリット、原因、そして具体的な治療法までを詳しく解説しました。すきっ歯はチャームポイントとして捉えられる一方で、コンプレックスに感じている方が多いのも事実です。

見た目の問題だけでなく、すきっ歯を放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まる、発音に影響が出る、噛み合わせが悪化するなど、お口の健康全体に関わるデメリットも存在します。そのため、少しでも気になる点があれば、専門家である歯科医師に相談することをおすすめします。

治療法には、根本的に歯を動かす「マウスピース矯正」や「ワイヤー矯正」、歯を削って見た目を整える「セラミック治療」、樹脂を詰めて隙間を埋める「ダイレクトボンディング」など、様々な選択肢があります。それぞれ費用や期間、メリット・デメリットが異なるため、ご自身の希望やライフスタイルに合った最適な方法を選ぶことが大切です。

後悔のない治療を受けるためには、信頼できる歯科医師を見つけることが不可欠です。無料カウンセリングなどを活用し、治療内容や費用について十分に納得した上で、コンプレックス解消への第一歩を踏み出しましょう。

札幌で矯正歯科を検討中の方は、ぜひ医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科でご相談ください。矯正治療のご相談をご希望の方は、下記のボタンよりお気軽にご予約ください。

この記事の監修者

尾立 卓弥(おだち たくや)

医療法人札幌矯正歯科 理事長
宮の沢エミル矯正歯科 院長

北海道札幌市の矯正専門クリニック「宮の沢エミル矯正歯科」院長。
日本矯正歯科学会 認定医。

expand_less
011-666-7500 LINE 無料相談 / 予約 WEB予約