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2025.10.13

後悔しない!札幌でマウスピース矯正の相談をする前に知るべき5つのポイント

後悔しない!札幌でマウスピース矯正の相談をする前に知るべき5つのポイント

札幌 矯正歯科 マウスピース矯正

こんにちは。医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科の理事長の尾立卓弥です。札幌で矯正歯科を検討中の方は、ぜひ医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科でご相談ください。札幌でマウスピース矯正の相談先をお探しですか?安易なクリニック選びは後悔のもとです。本記事では、マウスピース矯正で失敗しないために、相談前に知っておくべき5つのポイントを徹底解説。費用相場やインビザライン等の種類といった基礎知識から、信頼できる歯科医院の選び方、相談当日のチェックリストまで網羅しています。この記事を読めば、あなたの疑問や不安が解消され、安心して矯正相談に臨めるようになります。

目次

1. ポイント1 札幌でマウスピース矯正を始める前に知るべき基礎知識

札幌エリアでマウスピース矯正を検討し始めたものの、専門的な情報が多くて何から調べれば良いか分からない、という方も多いのではないでしょうか。矯正治療は費用も時間もかかるため、基本的な知識を持たずに相談へ行くと、後で「こんなはずではなかった」と後悔する可能性があります。この章では、札幌でマウスピース矯正の相談をする前に必ず押さえておきたい5つの基礎知識を、分かりやすく解説します。

1.1 マウスピース矯正の種類と特徴(インビザラインなど)

マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型(アライナーと呼ばれることもあります)の矯正装置を、治療計画に沿って定期的に交換していくことで、少しずつ歯を動かしていく治療法です。 ワイヤーやブラケットを使わないため、目立ちにくいのが最大の特徴です。 日本国内で提供されているマウスピース矯正には様々なブランドがありますが、それぞれに対応できる歯並びの範囲や特徴が異なります。

代表的なブランドには以下のようなものがあります。

ブランド名 特徴
インビザライン アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した、世界100カ国以上で1,500万人を超える治療実績を持つ代表的なブランドです。 軽度な症例から抜歯が必要な難症例まで、幅広い歯並びに対応できるのが特徴です。 治療計画を3Dシミュレーションで確認できます。
キレイライン矯正 前歯を中心とした部分矯正を主な対象とした国内ブランドです。 治療範囲を限定することで、費用を抑えやすく、治療期間も比較的短い傾向にあります。 ただし、奥歯の噛み合わせを含む全体の矯正には対応していません。
クリアコレクト インビザラインと同様に、幅広い症例に対応できるブランドの一つです。世界的に多くの実績があります。歯科医師が治療計画を細かく調整しやすいという特徴があります。
アソアライナー 日本の矯正専門の技工所が製作するマウスピース矯正装置です。比較的軽度な症例を対象とすることが多いです。

どのブランドが自分に適しているかは、歯並びの状態や目指すゴールによって異なります。無料相談などを利用して、歯科医師に診断してもらうことが重要です。

1.2 ワイヤー矯正との違い メリットとデメリット

歯列矯正には、マウスピース矯正の他に、従来からあるワイヤー矯正(ブラケット矯正)があります。どちらの治療法にもメリットとデメリットが存在するため、ご自身のライフスタイルや価値観に合わせて選ぶことが大切です。

比較項目 マウスピース矯正 ワイヤー矯正
見た目 透明で薄いため、装着していてもほとんど目立たない。 歯の表面にブラケットやワイヤーを装着するため、特に表側矯正の場合は目立ちやすい。
食事 装置を取り外して、普段通り何でも食べられる。 装置を付けたまま食事をする。硬いものや粘着性のある食べ物は、装置の破損や脱落の原因になるため避ける必要がある。
口腔ケア 装置を取り外して歯磨きができるため、衛生的。 装置の周りに食べかすが残りやすく、歯磨きに工夫が必要。
痛み・違和感 ワイヤー矯正に比べて、歯を動かす力が緩やかなため、痛みや違和感が少ない傾向にある。 装置の調整後、数日間は歯が浮くような痛みを感じることがある。
自己管理 1日20時間以上の装着時間を守る必要がある。 自己管理ができないと計画通りに治療が進まない。 装置は固定式のため、自己管理の必要は少ない。
対応症例 技術の進歩で対応範囲は広がっているが、骨格的な問題が大きい重度の症例などには対応できない場合がある。 軽度から重度の不正咬合まで、ほとんどの症例に対応可能。
通院頻度 1.5ヶ月~3ヶ月に1回程度が目安。 1ヶ月に1回程度が目安。

1.3 札幌エリアの費用相場と治療期間の目安

札幌でマウスピース矯正を行う場合の費用相場と治療期間は、歯並びの状態や治療範囲によって大きく異なります。一般的に、前歯など気になる部分だけを動かす「部分矯正」と、奥歯の噛み合わせまで含めて全体的に動かす「全体矯正」に分けられます。

あくまで目安ですが、札幌エリアの費用相場は部分矯正で約30万円~60万円、全体矯正で約80万円~120万円程度です。 クリニックによっては、これに加えて初回の相談料、精密検査・診断料、毎回の調整料、治療後の保定装置(リテーナー)料などが別途必要になる場合があります。契約前には必ず費用の総額と、追加料金の有無を確認することが重要です。

治療期間の目安は、部分矯正で数ヶ月~1年半程度、全体矯正では1年~3年程度です。 歯並びが複雑な場合や、抜歯が必要なケース、またマウスピースの装着時間を守れなかった場合などは、治療期間が長引く可能性があります。

1.4 マウスピース矯正で失敗や後悔を避けるための注意点

手軽なイメージのあるマウスピース矯正ですが、誰でも簡単に成功するわけではありません。「思ったように歯並びが綺麗にならなかった」「噛み合わせがおかしくなった」といった失敗や後悔を避けるために、以下の点に注意が必要です。

  • 自己管理を徹底する
    マウスピース矯正の成否は、患者様自身の協力度にかかっていると言っても過言ではありません。 歯科医師から指示された1日20~22時間以上の装着時間を厳守しなければ、歯は計画通りに動きません。 食事や歯磨き以外の時間は常に装着することを徹底しましょう。
  • 治療後の「後戻り」を防ぐ
    矯正治療で歯並びが綺麗になっても、何もしなければ歯は元の位置に戻ろうとします。これを「後戻り」と呼びます。 後戻りを防ぐため、治療後はリテーナー(保定装置)を指示された期間、正しく装着することが非常に重要です。
  • 虫歯や歯周病に注意する
    マウスピースを長時間装着するため、口腔ケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。 食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着し、装置自体も清潔に保つように心がけましょう。
  • 安さだけでクリニックを選ばない
    費用は重要な要素ですが、安さだけを理由にクリニックを選ぶのは危険です。不適切な治療計画は、失敗の大きな原因となります。 矯正治療に関する知識と経験が豊富な歯科医師のもとで、精密な検査に基づいた適切な治療計画を立ててもらうことが成功への鍵となります。

2. ポイント2 札幌での矯正相談で必ず確認したいチェックリスト

マウスピース矯正の初回相談は、治療の成功を左右する非常に重要なステップです。この段階で疑問や不安を解消し、納得のいく説明を受けられるかどうかが、後悔しないクリニック選びの鍵となります。ここでは、札幌で矯正相談に訪れた際に、必ず確認しておきたい5つのチェックリストをご紹介します。カウンセリングを受ける前にぜひ一度目を通し、準備を整えておきましょう。

2.1 担当医が矯正相談しているか

カウンセリングの担当者が誰であるかは、最初に確認すべき重要なポイントです。クリニックによっては、歯科医師ではなく、カウンセリング専門のスタッフや歯科衛生士が主に説明を行う場合があります。もちろん、スタッフからの説明も丁寧で分かりやすいことが多いですが、最終的な治療計画を立て、責任を持つのは歯科医師です。

専門的な知識を持つ歯科医師に直接相談することで、以下のようなメリットがあります。

  • あなたの歯並びに関する専門的な見解や、治療の難易度について直接聞ける。
  • 骨格や歯の状況を踏まえた、具体的な治療法の選択肢とその理由について詳細な説明を受けられる。
  • 治療に関する疑問や不安に対し、その場で的確な回答を得られるため、信頼関係を築きやすい。

予約の際やカウンセリングの冒頭で「本日の相談は先生に直接していただけますか?」と確認してみましょう。歯科医師との対話を通じて、その人柄や治療に対する考え方を知ることは、長い治療期間を安心して任せられるかを見極める上で不可欠です。

2.2 治療計画と3Dシミュレーションの詳細

多くのクリニックでは、iTero(アイテロ)などの口腔内スキャナーを用いた3Dシミュレーションで、治療後の歯並びのイメージを確認できます。 このシミュレーションは非常に有用ですが、単に「綺麗になる」というイメージだけでなく、治療計画の詳細まで踏み込んで確認することが後悔を避けるコツです。

シミュレーションや治療計画の説明を受ける際には、以下の点を確認しましょう。

  • 最終的な歯並びのゴール: 提示されたゴールは、自分の理想とする歯並びと一致しているか。
  • 歯の動き方: どの歯をどのように動かす計画なのか、無理な動きはないか。
  • 抜歯・IPR(歯の研磨)の有無: 歯を動かすスペースを作るために、抜歯や歯の側面をわずかに削る処置(IPR)が必要か。必要な場合、その理由と具体的な本数や量を確認する。
  • アタッチメントの有無と位置: 歯を効率的に動かすために歯の表面につける突起物(アタッチメント)が、どの歯に、いくつ付くのか。特に前歯など目立つ部分に付くのかどうかは、見た目に関わるため重要です。
  • 複数の治療計画の提示: 抜歯する場合としない場合など、複数の選択肢を提示し、それぞれのメリット・デメリットを説明してくれるか。

治療計画は、担当する歯科医師の診断力と経験が大きく反映される部分です。 丁寧で分かりやすい説明があり、患者の質問にも真摯に答えてくれるクリニックを選びましょう。

2.3 費用の総額はいくらか 追加料金の有無も確認

マウスピース矯正は自由診療のため、クリニックによって費用体系が大きく異なります。 後から「こんなはずではなかった」とならないために、治療開始から完了までにかかる費用の総額(トータルフィー)を必ず書面で確認しましょう。 費用体系は主に2種類あります。

費用体系 特徴 確認すべきポイント
トータルフィー制度(総額制) 最初に提示された金額に、毎回の調整料や保定装置代などが含まれていることが多い。費用の見通しが立てやすい。 どこまでの費用が含まれているのか(保定装置、追加のマウスピース代など)。契約書で内訳をしっかり確認する。
処置別支払い制度 基本の矯正装置料に加え、通院ごとの調整料などが別途発生する。治療が長引くと総額が高くなる可能性がある。 毎回の調整料はいくらか。追加のマウスピース(リファインメント)や保定装置に別途費用はかかるか。

特に、以下のような追加費用が発生する可能性がないか、リストアップして一つひとつ確認することが重要です。

  • 毎回の調整料・診察料
  • 治療計画の変更や、マウスピースの作り直し(リファインメント)にかかる費用
  • 治療後の後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)の費用
  • 保定期間中の観察料
  • マウスピースの紛失・破損時の再作成費用

見積書をもらい、提示された金額に何が含まれ、何が含まれていないのかを明確にすることが、金銭的なトラブルを避ける上で最も大切です。

2.4 担当する歯科医師の経験と矯正治療の実績

マウスピース矯正は、どの歯科医師が担当しても同じ結果になるわけではありません。 治療計画の立案や、治療途中の細かな軌道修正には、歯科医師の深い知識と豊富な経験が不可欠です。 そのため、担当医の実績や専門性を確認することは非常に重要です。

確認すべき客観的な指標としては、以下のようなものがあります。

  • 日本矯正歯科学会の「認定医」などの資格: 矯正治療に関する専門的な知識と経験を持つ医師の一つの目安となります。
  • マウスピース矯正(インビザラインなど)の症例数: 多くの症例を手がけていることは、様々な歯並びに対応できる経験値の高さを示します。インビザラインには年間の症例数に応じたプロバイダー制度(ステータス)があり、一つの参考になります。
  • 類似症例の治療経験: 自分と似た歯並びの治療実績があるか、そのビフォーアフターを見せてもらえるか尋ねてみましょう。

カウンセリングの際には、「先生はマウスピース矯正の経験がどのくらいありますか?」「私のような歯並びの治療で気をつけることはありますか?」といった質問をしてみるのも良いでしょう。実績だけでなく、あなたの質問に対して誠実に、分かりやすく答えてくれるかどうかも、信頼できる医師を見極めるポイントです。

2.5 治療中のトラブル対応と保証制度について

数年にわたることもある矯正治療では、予期せぬトラブルが起こる可能性もゼロではありません。 事前にトラブル時の対応や保証制度について確認しておくことで、万が一の際にも安心して治療を続けられます。

具体的には、以下の点を確認しておきましょう。

  • 緊急時の連絡先と対応: マウスピースが割れた、アタッチメントが取れたなどのトラブル時に、診療時間外でも対応してもらえるか、またその際の追加費用は発生するか。
  • 治療計画通りに進まなかった場合の対応: 歯の動きがシミュレーションとずれてきた場合、どのような対応(マウスピースの再作成など)をしてくれるか。その際の費用負担についても確認が必要です。
  • 後戻りに対する保証: 治療完了後、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起きた場合の再治療について、保証があるか。 保証がある場合、その期間や条件(例:保定装置の定期的な使用、定期検診の受診など)、費用について詳しく確認しましょう。

保証制度については、口頭での説明だけでなく、必ず書面で内容を確認することが大切です。保証の適用条件が細かく定められている場合もあるため、後々の認識のズレを防ぐためにも、しっかりと目を通し、不明な点はその場で質問しましょう。

3. ポイント3 後悔しない札幌の矯正歯科クリニックの選び方

マウスピース矯正は、決して安くはない費用と長い期間がかかる治療です。だからこそ、心から信頼できるクリニックと歯科医師に出会うことが、後悔しないための最も重要な鍵となります。札幌には数多くの矯正歯科クリニックがありますが、何を基準に選べば良いのでしょうか。ここでは、カウンセリング相談へ行く前に必ず押さえておきたい4つの選び方のポイントを詳しく解説します。

3.1 日本矯正歯科学会認定医の在籍を確認する

まず最初に確認したいのが、「日本矯正歯科学会」の認定医が在籍しているかどうかです。歯科医師免許があれば誰でも矯正治療を行うことはできますが、矯正治療は非常に専門性の高い分野です。 「認定医」とは、日本矯正歯科学会が定めた厳しい基準をクリアした、矯正治療に関する十分な知識と経験を持つ歯科医師の証です。

認定医の資格は、5年以上の専門研修を受け、学会の試験に合格し、さらに学術論文を発表するなどの条件を満たさなければ取得できません。 また、5年ごとの更新制度もあり、常に最新の知識と技術が求められます。札幌で矯正歯科を選ぶ際は、クリニックの公式サイトなどで担当医が認定医であるかを確認することが、質の高い治療を受けるための第一歩と言えるでしょう。日本矯正歯科学会のウェブサイトでは、地域ごとに認定医を検索することも可能です。

3.2 精密検査の設備は充実しているか(iTeroや歯科用CT)

マウスピース矯正の成功は、治療開始前の精密検査によって立てられる治療計画の精度に大きく左右されます。 そのため、どのような検査設備が導入されているかは、クリニック選びの重要な指標となります。特に、以下の設備の有無は確認しておきたいポイントです。

検査設備 主な役割とメリット
iTero(アイテロ) 口腔内を直接スキャンして歯型をデータ化する3D光学スキャナーです。 従来の粘土のような印象材を使った歯型取りが不要で、不快感が少なく短時間で精密な歯型を取得できます。 スキャンしたその場で、治療後の歯並びを3Dシミュレーションで確認できるため、治療のゴールを具体的にイメージしやすくなります。
歯科用CT 顎の骨の厚みや硬さ、歯の根の状態、神経の位置などを三次元的に詳細に把握できる装置です。 一般的なレントゲンでは見えない部分まで確認できるため、より安全で無理のない治療計画を立てるために不可欠です。 歯を動かすスペースを確保するための抜歯の要否判断や、歯を動かせる限界の見極めにも役立ちます。
セファロ(頭部X線規格写真) 頭部全体の骨格を撮影する、矯正治療に特化したレントゲンです。 上下顎の大きさやズレ、歯の傾斜角度などを正確に分析し、骨格的な問題点を把握します。治療前後の骨格の変化を比較評価するためにも用いられ、科学的根拠に基づいた診断には欠かせません。

これらの先進的な設備が整っているクリニックは、それだけ精密な診断と安全な治療を重視している証拠と言えるでしょう。

3.3 口コミや評判だけでなく担当医に直接診てもらえるか

インターネット上の口コミや評判は、クリニックの雰囲気や他の患者さんの感想を知る上で参考になります。しかし、それらはあくまで個人の主観であり、必ずしも自分に当てはまるとは限りません。最も重要なのは、無料カウンセリングなどで実際に担当する歯科医師に直接会い、自分の目で信頼できるかどうかを確かめることです。

カウンセリングでは、以下の点を確認しましょう。

  • あなたの悩みや希望を丁寧にヒアリングしてくれるか
  • 治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクについても正直に説明してくれるか
  • 専門用語ばかりでなく、分かりやすい言葉で説明してくれるか
  • 質問や不安に対して、真摯に答えてくれるか
  • 歯科医師との相性や話しやすさ

中には、カウンセリングのほとんどをスタッフが担当し、歯科医師とほとんど話せないケースもあります。必ず、治療計画の立案から完了まで責任を持って担当してくれる歯科医師本人と、しっかりとコミュニケーションを取れるクリニックを選びましょう。

3.4 継続して通えるか アクセスや診療時間もチェック

マウスピース矯正は、治療計画にもよりますが、一般的に1年半~3年程度の期間がかかり、定期的な通院が必要です。そのため、無理なく通い続けられる「通院のしやすさ」もクリニック選びの非常に大切な要素です。

自宅や職場からのアクセスが良いか、最寄り駅からの距離はどのくらいかを確認しましょう。 札幌駅や大通駅周辺など、公共交通機関でのアクセスが便利な場所や、駐車場が完備されているクリニックもあります。 また、平日の夜間や土日も診療しているかなど、自分のライフスタイルに合った診療時間かどうかも重要です。 予約の取りやすさも事前に確認しておくと、治療が始まってからスムーズに通院を続けることができます。

4. ポイント4 札幌でマウスピース矯正の矯正相談ができるクリニック

札幌にはマウスピース矯正の相談ができるクリニックが数多くありますが、ここでは特に実績や専門性、通いやすさの観点から、おすすめのクリニックを2院ご紹介します。それぞれの特徴を比較し、ご自身の希望に合ったクリニックを見つけるための参考にしてください。

4.1 札幌駅周辺、マウスピース矯正専門の札幌MA矯正歯科

札幌MA矯正歯科は、札幌駅や大通駅から地下歩行空間(チカホ)直結でアクセスできる、マウスピース矯正専門のクリニックです。 悪天候の日でも濡れずに通院できるのは、治療を継続する上で大きなメリットと言えるでしょう。このクリニックの最大の特徴は、マウスピース矯正(インビザライン)の症例数が豊富で、日本矯正歯科学会の指導医・認定医が在籍している点です。 豊富な経験を持つドクターによる質の高い治療が期待できます。

また、初回のカウンセリングは無料で行っており、治療を受けるかどうか決めていない段階でも気軽に相談することが可能です。 カウンセリングでは、口腔内をスキャンして歯並びの状態を確認し、治療期間や費用について具体的な説明を受けられます。 治療を無理に勧めることはなく、患者一人ひとりの疑問や不安に寄り添った丁寧な対応を心がけているため、安心して相談に臨むことができます。

札幌MA矯正歯科の概要
項目 情報
所在地 北海道札幌市中央区北一条西3-3 敷島北一条ビル8F
アクセス 札幌市営地下鉄「大通駅」徒歩5分(チ・カ・ホ9番出口すぐ)
診療時間 水~金 11:00~19:00 / 土 11:00~17:00 ※詳細は要確認
休診日 月・火・日・祝日
相談料 無料カウンセリングあり
公式サイト https://sapporo-maortho.com/

4.2 札幌市西区、医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科

宮の沢エミル矯正歯科は、地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩1分という好立地にあり、30台分の駐車場も完備しているため、公共交通機関でも車でも通いやすいクリニックです。 こちらのクリニックには日本矯正歯科学会の認定医が在籍しており、マウスピース矯正だけでなくワイヤー矯正など多様な矯正方法に対応しています。 そのため、マウスピース矯正が難しいと診断された症例でも、他の選択肢を含めて最適な治療法を提案してもらえる可能性があります。

矯正相談では、丁寧な問診と視診を通じて現在の歯並びの問題点を分かりやすく解説してくれます。 費用については、治療開始前に総額を提示する「トータルフィーシステム」を採用しているため、後から追加料金が発生する心配がありません。 また、キッズスペースが完備されており、お子様連れでも安心して通院できる環境が整っているのも嬉しいポイントです。

医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科の概要
項目 情報
所在地 北海道札幌市西区宮の沢1条1丁目7-10 ワイビル宮の沢2階
アクセス 札幌市営地下鉄東西線「宮の沢駅」徒歩1分
診療時間 火~金 11:00~14:00/15:30~19:30 / 土 9:00~12:30/13:30~18:00
休診日 月・日・祝日
相談料 10歳以上は無料 ※詳細は要確認
公式サイト https://www.kyousei-sapporo.com/

5. ポイント5 マウスピース矯正の初回相談当日の流れと準備

札幌でマウスピース矯正を検討し始めたら、まずはクリニックの初回相談(カウンセリング)を利用することから始まります。しかし、「何を聞かれるんだろう?」「何を準備すればいいの?」といった不安を感じる方も少なくありません。そこでこの章では、初回相談当日の具体的な流れと事前に知っておきたい準備について詳しく解説します。事前の準備と流れの理解が、安心して相談に臨み、後悔しないクリニック選びにつながる重要な一歩です。

5.1 カウンセリング予約から来院までのステップ

初回相談は、ほとんどのクリニックで電話または公式ウェブサイトの予約フォームから申し込むことができます。スムーズに予約し、万全の状態で当日を迎えるためのステップを確認しておきましょう。

ステップ 内容 ポイント
1. 予約 電話またはウェブサイトの予約フォームから、希望の日時を伝えて予約を取ります。 ウェブ予約は24時間対応している場合が多く便利です。希望日時を複数候補挙げておくとスムーズに調整できます。
2. 持ち物の準備 健康保険証、お持ちであればお薬手帳、他の歯科医院からの紹介状や資料など。 矯正治療は基本的に自費診療ですが、虫歯など保険診療が必要になる可能性も考慮し、健康保険証は必ず持参しましょう。
3. 事前準備 相談したいことや質問したいことをメモにまとめておくと、聞き忘れを防げます。 「痛みはどのくらい?」「費用総額は?」「目立たない?」など、具体的な質問リストを作成するのがおすすめです。
4. 来院 予約時間の5〜10分前にはクリニックに到着するようにしましょう。受付後、問診票を記入します。 服装は普段着で問題ありません。リラックスして相談に臨みましょう。

5.2 問診や口腔内チェックで何をするのか

初回相談では、あなたの歯並びの悩みや希望をヒアリングし、お口の状態を把握するための簡単な検査が行われます。 これらは、あなたに合った治療法を提案するために不可欠なプロセスです。

5.2.1 問診(カウンセリング)

はじめに、問診票への記入と、歯科医師や専門のカウンセラーによるヒアリングが行われます。 ここでは、あなたの悩みや希望を正確に伝えることが非常に重要です。

  • 歯並びのどこが一番気になっているか
  • いつから気になっているか
  • 治療に対する希望(目立たない装置が良い、期間を短くしたいなど)
  • 治療に関する不安や疑問点
  • 全身の健康状態、既往歴、アレルギーの有無

理想の歯並びやライフスタイルに関する希望も遠慮なく伝えましょう。 それによって、よりあなたに合った治療計画の提案を受けやすくなります。

5.2.2 口腔内チェックと簡易検査

ヒアリングの後は、実際にお口の中の状態をチェックします。 クリニックによっては、より具体的な治療方針を検討するために、簡単な検査を行うこともあります。

検査項目 目的と内容
視診・触診 歯科医師が直接、歯並びや噛み合わせ、顎の状態、虫歯や歯周病の有無などを確認します。
口腔内写真撮影 現在の歯並びの状態を記録し、カウンセリング時の説明に用いるために、口の中の写真を数枚撮影します。
レントゲン撮影 目では見えない歯の根の状態や顎の骨格を把握するために、レントゲン撮影(パノラマ、セファロなど)を行う場合があります。
3D光学スキャナー(iTeroなど) 専用のカメラでお口の中をスキャンし、歯並びを3Dデータ化します。その場で治療後の歯並びをシミュレーションできることもあります。

これらの検査結果をもとに、歯科医師からあなたの歯並びの問題点、マウスピース矯正の適応可否、考えられる治療法、おおよその期間と費用の説明があります。

5.3 相談後に契約を強要されないか

多くの方が心配されるのが、「相談に行ったら無理に契約させられるのではないか」という点です。結論から言うと、信頼できるクリニックであれば、初回相談当日に契約を強要することはまずありません。

矯正治療は長期間にわたり、費用も決して安くはありません。そのため、患者自身が治療内容や費用について十分に理解し、納得した上でスタートすることが最も重要だと考えられています。 説明を受けた後は、「一度家に持ち帰って検討します」と伝え、冷静に考える時間を持ちましょう。複数のクリニックで相談を受け、比較検討することも後悔しないためには有効な手段です。

もちろん、説明に十分に納得し、すぐにでも治療を始めたいという気持ちがあれば、その日のうちに精密検査の予約や契約に進むことも可能です。大切なのは、ご自身の意思で決定することです。もし少しでも不安や疑問が残る場合は、決してその場で即決せず、納得できるまで質問するか、一度考える時間をもらうようにしてください。

6. まとめ

札幌で後悔しないマウスピース矯正を始めるには、治療の基礎知識を学び、信頼できる歯科医院を見つけることが重要です。本記事で解説した、費用総額や治療計画、担当医の実績といったチェックリストを活用し、複数のクリニックで相談を受けることが成功の鍵となります。精密検査の設備が整い、納得できるまで説明してくれるクリニックを選びましょう。札幌で矯正歯科を検討中の方は、ぜひ医療法人 札幌矯正歯科 宮の沢エミル矯正歯科でご相談ください。矯正治療のご相談をご希望の方は、下記のボタンよりお気軽にご予約ください。

この記事の監修者

尾立 卓弥(おだち たくや)

医療法人札幌矯正歯科 理事長
宮の沢エミル矯正歯科 院長

北海道札幌市の矯正専門クリニック「宮の沢エミル矯正歯科」院長。
日本矯正歯科学会 認定医。

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